ロルフィングリファインの特徴(アプローチの仕方について)

ロルフィングリファインでは、身体の筋膜に対して繊細な触れる方法、全く触れない方法、しっかりと触れる方法のすべてを実施します。

John.F.Burmsによって学ばれて流派は異なりますが、医学博士、理学療法で著書も多い、竹井仁氏は、以下のように述べておられます(以下、医学専門の雑誌(2001年、5月理学療法学)、ご本人の著書から要約)。

筋膜のリリースとは筋膜の単なる慎重ではなく、筋膜のねじれ状態をかえることにある。筋膜制限に適応された穏やかな伸張は筋膜組織を再編成して軟部組織固有感覚機能をリセットする。この活動により中枢神経系が再プログラミングされる、としています。さらに、運動療法などと組み合わせることで対象者は新しい運動を学習できてその運動を応用していくことが可能となり

自立した機能の獲得が可能となる、とされています。

竹井氏と共通するのは、繊細や触れ方は有効な筋膜へのアプローチとしていること、そのタイミングで動きを取り入れることにより、新しい動きの獲得が可能となるとしていることである。

これは、ロルフィングの学校RISI出身で、アナトミーとレインの著者であるトーマスマイヤースも研修会などで繰り返し伝えています。

筋膜はがしといわれる方法とはことなり、筋膜に対しての慎重なアプローチでも十分に身体に変化を感じれます。

また、時に全く触れないことによって筋膜への反応や変化をみるアプローチも実施しますが、そのことだけに限定することはないようにしています。

足底やその他の部位で、しっかりとアプローチすることもありますが、万一過剰な刺激にならないように、ご本人に状況や感想をうかがいながら実施していくようにしています。

あくまでも、施術を受けられる方のお気持ちや意向を尊重させていただくように、納得した施術を実施するように心がけています。

 

施術をうけられたときが、身体の変化を最も感じられるときと感じます。

そのときに、ご本人にとっての新しい身体の感覚、新しい動きに気づかれる最大のチャンスです。

そのチャンスを最大に生かせるようにサポートいたします。

 

ロルフィングをただ受けることだけにならないよう、クライアント様にヒントをお伝えしたり、適度なお声かけをすることで、ご本人自らロルフィングを感じて楽しんでもらえるよう取り組んでおります。